ここ数年、微細な気泡「ファインバブル」に社会の関心が寄せられています。バブルの特徴を上手く活用できれば、化学物質等を使用することなく、様々な有益な機能を液体に付加することができるためです。
現在、各分野でファインバブルの活用に関する 研究開発・応用化が進んでおり、環境、農業、食 品、水産、医療等をはじめとする各方面において急速に活用が進むと期待されています。ファインバブルが持つそれぞれの効果にはメカニズムの検証が十分に進んでいないものもありますが、日本発の革新的技術として、経済産業省、医療・農業をはじめとする関係学会、そして製品の製造・販売を担う多くの企業を含めた産学官が一体となって世界をリードしています。
日本市場における「マイクロバブル」や「ナノバブル」を使用した製品や技術の普及・拡大に伴い、これらの名称や定義の迅速な国際標準化が必要になり、2013年に国際標準化機構(ISO)(本部:ジュネーブ(スイス))において「ファインバブル技術専門委員会」が設立され、これらの“微細な気泡”の定義や規格化が検討されています。ここで世界各国からの代表者による合議にもとづき、球相当直径が100マイクロメートル以下の気泡を「ファインバブル」と呼称し、その他の気泡と区別しました。さらにその内訳として、直径が1~100マイクロメートルの気泡を「マイクロバブル」、直径が1マイクロメートル以下の気泡を「ウルトラファインバブル」と呼ぶことで統一されることになりました。
マイクロバブルとウルトラファインバブルの明確な差は、ウルトラファインバブルでは可視光を散乱しないため肉眼では直接観察できず、マイクロバブルでは白濁により存在を確認できる点にあります。
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